えぇ、久しぶりのblog更新でございます。^^;
アルバム発売にともなって行われている『橋本一子&中村善郎「duo」ツアー』
2016-09-01(木)、大阪ロイヤルホースでのLIVEに行って参りました。
なによりも嬉しかったのは、橋本一子隊長の新譜が出たってことと
ミニツアーとはいえ、全国でのツアーができるほどに回復されたこと!
それだけで、非常ーーーーに嬉しい!
まして、東京では何度かLIVEされてて、その都度悔しい思いをしてきた
中村善郎さんとのBossa Novaとくれば、聴かずに、行かずに死ねるか!(c.内藤陳)
では、いつものようにワタクシめが感じたことをツラツラと。。。。
橋本一子の五線譜の音霊
中村義郎の五線譜の音霊
それぞれの音霊が、
ときに重なり、離れ、交差し、融け合い
中村義郎の奏でるギターは、どこまで澱みなくキリっと透明で、そして悠々としている
まるで、アマザン川(水は濁っているけどね)のように悠々と流れている
または、ブラジルの朝夕の海辺の景色だろうか
そんな中村義郎のギターに
橋本一子も、これがねぇ、本当に楽しそうに弾き、歌い、つぶやく
まさに自由奔放に
中村さんの顔を伺いながら、イタズラっぽく鍵盤を叩き
あるときは、星のきらめきや流れ星
あるときは、魚が跳ねるように
あるときは、爆発のような激しさで
そしてそして、これぞ「一子のピアノやでぇ!」と言わんばかりの上から下まで使い切る音の洪水!!!
相変わらず、キレのよう音、音、音、そして力強さ!
橋本一子、完全復活でございます!
中村善郎が創る川の中を泳ぐ橋本一子の魚、小さいのや、大きいの、孤独だったり、群れてたり
中村善郎が創る宇宙の中を彩る橋本一子の煌めき
二人の世界は、中村さんがベースを創る上げ、一子さんがアクセントをつけるって感じかな?
CDのライナーの冒頭に中村義郎が書かれてますけど
「私(橋本さん)、他の人みたいに、ボサノヴァらしく弾けないじゃない」とw
返す言葉が、「そこがカッコいいんじゃないですか!」
そのとおり!仰るっとおり!
ジャンルにとらわれないからこそ、一子さんはカッコいい!
まして、この夜の一子さんは、カッコよかった!
しっかりと、悪戯っ子であった。
ボクは、Ub-Xしかり、妹君の眞由己さんとのLIVEしかり
いわば、一子隊長の「身内」でのLIVEしか経験がないのだけれど
いま思えば、楽しいなかにも、どこかでストイックな表情が見え隠れしてたり
だけど、中村善郎さんとの演奏は
「自由にやらせてもらっている」と公言しているだけに
まるで、優しいお兄さんと、かなり悪戯好きな妹のような
気心も、なにもかもを知り尽くして息のあったお二人
子供のように可愛らしく心底楽しそうにしている一子さん
中村さんの顔を見ながら、鍵盤を弾くお顔が微笑ましく
演奏の合間のトークも、お二人とも関西ご出身だけにおもしろくて
曲順を勘違いするお兄さんに、謎のブロックサインで確認するしっかりモノの妹
ボサ弾いてるのに、どんどん、どんどん、どっかに行ってしまう隊長
もぅ、Jazzやってんじゃん!!!!www
おぉーい!ってw
すごく自然なんですよね
さすがというか
中村さんは、淡々とギターを奏で、一子さんは硬軟織り交ぜ自由勝手(w)に奏でるけど
綺麗に融け合っている
一子さんの囁きは、神戸の夜景にちなんで「1000万ドルの吐息」と言わせていただこう!
もしくは、たぶん、伝わらないやろけど「須磨離宮坂を流れる風」と
あっと言う間の時間
気持ちよかったぁ
また、ぜひお二人の演奏を聴きたいです!
またの再会を夢見て