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西山瞳【Premium Live/I'm Missing You再発記念LIVE】@神戸クレオール

音楽家であれ、画家であれ、はたまた小説家であれ
その作品に触れた人に、その人なりになんらかのイメージを
思い浮かばせるっていうのは、やはり才能なんだろうと思う。

そんな才能を持った人たちを、僕は「アーティスト」と呼びたい。
逆にいえば、世間的に有名だし、売れてもいるのだけど
なにも感じないのは、個人的(もちろん)にはミュージシャンなだけなのだ。

Jazzピアニスト、西山瞳
自主制作版ゆえ、ながらく入手できなかったデビューアルバムが
このほどファンの熱い要望にて再発された。
僕も、それを待っていたひとりとして喜ばしいこと限りなく
限定プレスってことで解禁とともに即予約ポチっとな。

届いたアルバムを聴いてみた。
ご本人もblogで説明されているけれども
素人が偉そうなことを書くことをご容赦いただくとして
今の西山瞳を知っているものとしては、なんとなくではあるけれど
当時の身の丈いっぱいいっぱいを感じる気になって、なんだか微笑ましい。
(西山さん、失礼) (;´∀`)

だけれども、
やさしいタッチで奏でられる曲からは、今と変わらず「情景」が浮かぶ。
それには、驚いた。
やはり、才能なのだ。


さて、再発記念ライブに行ってきた。
アルバムを作ったトリオでのスペシャルライブ。
7年後のデビュー作カヴァー。
やっぱり、アルバムとは違うんだよね。
なんだか、「いい感じ」に熟成されてきたというか
次々に情景が浮かんでくる

夕暮れの浜辺を歩く若い女性のシルエット
渓谷の若葉の隙間からこぼれる太陽の光
どこまでも青く澄んだ大海原、白い穏やかな波
初夏の気持ちいい風
田舎道を散歩するこども。。。などなど

心地よい時間

エンリコ・ピエラヌンツィの影響なのか、どうか
西山瞳の音からは、ヨーロッパの雰囲気を感じる。
東欧や、ギリシアあたりの静かな時間の流れを感じる。
同じジャンルでありながらも、決してアメリカっぽい音ではなく。
静かで、やさしい音色、美しい旋律。


アンコールは、先日急逝された瞳さんの恩人へ向けた演奏でした。
その方が、『いちばん好きな曲』と紹介されていたもの。
それは、とてもとても美しく、深く心に響いたものでした。


必ずしも作者の意図とは一致しないだろうけれども
作品によって、心を動かす、感動させるってのは
やっぱり、才能なんだな。
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by funfunloving | 2011-09-25 17:47 | 聴く