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by funfunloving
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花の色は。。。

下の子供の冬休みの宿題のひとつ

「百人一首」を覚えること!

学校で、カルタ取り大会があるそうだ
そういやぁ、自分が中学のときもあったっけな
もういまとなっては、ほとんど忘れてしまった百人一首

だけど、好きな歌があります

それは、小野小町の詠んだ一首

「花の色は うつりにけりな いたづらに
  わが身世にふる ながめせしまに」

花の一生に、自身を模したと思われる歌は
年を重ねることの哀しさも思わせるけれども

若い花は、華やかで派手で人目も引くだろう
そして、年を重ねると色褪せはするかも知れないけれども
かわりに艶やかさが増すのではなかろうか。。。
そう思うと、あながち年をとるのも悪くはないかもしれないな
若いときにはわからなかったこと、身についてなかったこと
そんなのが年を重ねることで知らず身についてきて
ますます「色気」を感じさせるような。。。
そうありたいと思う
そんな人に出会いたいとも思う(笑


それと、百人一首には入ってないけれど
菅原道真公が詠んだ歌

「東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花
  主なしとて 春な忘れそ」

大宰府へと流されてしまった官公のあとを追って
一晩で彼の地へと飛んでいったと言う飛梅
一説には、官公が都で寵愛していた女性だとも伝わっているらしいけれど。。。

ボクは、やっぱりこの歌は恋歌だと思いたいなぁ
寵愛していた女性に向けた別れの歌


やっぱり、男は、いつの時代も女々しい生き物なのだなぁ(汗
by funfunloving | 2008-01-08 21:04 | つぶやく