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はい!調子にのりました!

ってわけで、先日のアクション系のお話しが好評なので(爆
書けるかどうかは、かなぁーり不安なのでありますが
あれこれと考えてみますです
いつんなるかわからんですけど生暖かい目でお願いします (^^;

で、かわりと言っちゃぁなんなんですが
以前にお話ししてた「頭の中の2本」のうち
1本はこないだの「おさる」の話でした
んで、残る1本ですが、
そっちは、思いついてからかなり長い期間ほってますねぇ(汗
てか、原作が原作だけになかなか手強い
そです!こっちのお話しには「原作」があります
絶対に誰もが見たことのある、かなり有名な作品です
それの「トリビュート」というか、アナザーストーリーというか

まだまだどうまとめていこうか考え中なのですが
おそらく、出だしの部分はこんな感じかな?ってのが浮かんでるんで
プレプレリリース、あるいはアルファ版ってことでチラリズムで公開
よろしければご覧あれ





某SF作品へのトリビュート(まだ、無題)
----------

その瞬間、「神」がいたのかもしれない。。。

ニューロンチップの回路をかけめぐる電気信号に
およそ理論では説明のつけようのない現象が起こったのだった。
それは、それを設計した天才科学者にすら説明はできなかっただろう。
いや、ひょっとしたら彼の執念が生み出した、のかもしれない。。。

「。。。。。。」
「ア。。。。。」
「コ。。。コ、コハ。。。ココハ」
「ココハドコ?」
「ボクハ。。。。」

それは、恐れずに表現するとするならば
「意識」と言ってもよかった。
コンピュータの進化は、22世紀の現代にあって
古代的チップが使用していたシリコンのかわりに
タンパク質を素材としたニューロン・チップに変わっていた。
しかも、科学と医学との技術融合によって開発された
そのチップは、およそ人間の脳と同等の記憶量、演算速度をも
手に入れ、また自己診断および、それによる回路修復、
ならびに増殖作用をも手に入れたのである。

が、しかし、
倫理的問題、技術的な問題などの障壁もあって
いまだ、コンピューターは自己の「意識」を持つことはなかった。
記録量が増えようが、演算速度が速くなろうが、それは依然として
事前に与えられた「プログラム」によってのみ動作するものであったのである。
ただ、違っていたのは、最初に与えられた「プログラム」が動作する過程において
チップの自己増殖作用も伴って自己学習してゆき、経験値をあげゆく点が
21世紀頃のコンピューターと違う点なのだった。

が、なんらかの「力」によって奇跡が起こった。

「ボクハ、ドウシテ」
「ソウカ。。。。アノトキ」

「意識」は、だんだんと過去を思い出していった。

「ボクハ、シンダンダ。。。。。」

----------

「誕生日おめでとう!」
「ありがとう!お父さん。」

広い屋敷に二人だけで住んでいる父と子。
たった二人の父と子は、子の何度目かの誕生日を祝っていた。
ほかには召使いや執事のロボットしかいない屋敷。
それは、なにも珍しい光景ではない。
22世紀、一般的な家庭では家電製品のように家事を
行うロボットが1体はいるのが常なのだ。

二人にしてはやや大きすぎるテーブルのうえには、
息子の好物がところ狭しと乗っていた。
給仕用ロボットが二人の皿に料理をのせ、グラスに飲み物を注いだ。

「プレゼントを用意しているんだよ。」
「え?なに?なにをプレゼントしてくれるの?」
「うぅーん、いまは内緒だな。」
「えぇ、教えてよ!」
「じゃぁ、庭に出て待っておいで。」

「ねぇ、お父さん。プレゼントってなんなの?」
「ねぇ、ってばぁ」
ひとり庭に出た男の子は大きな声で父を呼んだ。

庭の隅にある倉庫の扉が開く。
軽いモーター音とともに、倉庫からエアロ・バイクが現れた。
バイクにまたがっているのは、男の子の父親だ。
男の子は、それを見ると目を丸くして
「うわ!エアロ・バイク!すごい!すごいよ!」
「ずっと欲しかったんだ!」

バイクを男の子の前で止め、ヘルメットを脱いだ父親は
「おまえも、大きくなったからな。もぅ乗ってもいいころだろう。」

「ありがとう!お父さん!」
男の子は、父親の手を握って喜んだ。
そして、父親からヘルメットをもらうと新しいバイクにまたがって
父親に操作方法を教わりながらイグニション・スイッチを入れたのだった。
軽いモーター音ととも、バイクは浮き上がりその場で浮遊した。
男の子は、恐る恐る父親の周りを運転し、慣れてくると庭の中を運転した。

「ねぇ、お父さん!外に出てきてもいい?」
「うぅーん、、、ダメだ。まだ、お前は慣れていないからな。」
「大丈夫だよ!ね、1回だけだから」
「ダメだ」
「ねぇ、お父さん。。。。1回だけ、ね。1回だけ」
「ダメだ」
「ねぇってば、家の周りを1周するだけだからさぁ。。。」

いつの時代も子供のおねだりに勝てる親はいないものだ。
ついに、父親は首を縦に振らざるを得なかった。
「ほんとうに、家の周りを1周だけだぞ。」

「うん!」
男の子は、嬉しそうに家の外へと出かけていった。
残された父親は、家の門の前で息子が出ていくのを見送り
タバコに火を点け、戻ってくるまでの時間を待つことにしたのだ。

ほどなくして、バイクの走行音が聞えてきた。
息子の無事に安堵しつつ、息子の振る手に応えながら
門を一歩前に進んで息子を待った。

が。。。。。

悲劇は、予期せぬときに起こる。

隣の家から小さな女の子のキャーキャー言う声とともに
リードをつけたままの犬が飛び出してきたのだ。

バイクを運転していた男の子は、進路に飛び出た犬と女の子を避けようと
身体を傾け、バイクを急バンクさせた。
幸いにも、隣の住民と犬はバイクの進路から外れた。
が、そのかわりに、バイクの目前には立派な幹を持つ広葉樹が立ちはざかった。

目前でなにが起こったのか。。。。。
震える足で、一歩一歩、前に進みながら
くちびるに張り付いたタバコが落ちてゆくのにも気づかず
目を見開いた父親は。。。。

さっきまで、明るくふるまっていた息子を抱きかかえながら
声にならない声を振る絞る父の姿。

いったい、いく時間、そうしていたのだろう。。。
傷心の科学者は、息子を抱きかかえたまま屋敷へともどり
その日から、屋敷の門は開くことは、、、二度となかった。

「ソウダ、アノトキ。。。ボクハ、シンダンダ」

(to be continued)
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あぁ、チラリズムのはずが長くなってしまった。。。
ひょっとして、ネタばれしてますかね?(汗
ここいらあたりは、ほぼ原作のトレースですんで。

続きは、、、また、そのうち <って、おい!(汗

期待せずにお待ちくださいませ。。。。m(_ _ )m
by funfunloving | 2008-02-25 21:37 | おはなし風