人気ブログランキング |
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

アルザス1万酌!

全世界、のべ1万人のみなさま!
お機嫌いかが?1、2、3!
3連休はいかがお過ごしだったでしょうか?

わたくしは、ビジン秘書に連れられて(え?)避暑に行ってまいりましたよ!
ライン川のほとりは、アルザス地方へと。。。


てのがホントウだったらいいのになぁ、、、な

チュニジアの夏の真っ昼寝の夢

おのおの方、努々油断めされるな!
されど、右手にワイン!左手にフォーク!
心ゆくまでワインと、お食事を召されよ!

サンテェ~!

e0106851_2037545.jpg

番組のなかで、大変お見苦しい箇所がありましたこと
こころよりお詫び申し上げます。。。m(_ _ m

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

ワタクシの週末の憩いの場、「穴蔵」さんちの女将さんが
先月、ワインの仕入先であるマヴィさんのワイン研修会に参加され
フランスはアルザス地方と、ドイツに1週間行かれていたんです

んで、もはや恒例行事となった研修報告会を兼ねての「ワイン会」が
19日に開催されましてワタクシめも参加させていただきました

「穴蔵」女将さん、マヴィの社長であられる田村氏の説明に
旅行中の写真のスライド紹介も交えながら、
アルザス地方の風土とは?、アルザスワインとは?、アルザスの料理は?、などなど
ワイ×2、ガヤ×2と呑みながら、食べながらの2時間少々!
さぁてさて、かいつまんで書けるかなぁ~?(汗


まずは、乾杯!ってわけで、先陣切ったワインは、
「Crémant d'Alsace (AOC) - Domaine Eugène Meyer」
(クレマン ダルザス 発泡 - ドメーヌ ユージェーヌ メイエー)

アルザスのスパークリング・ワインですね
ワイン通の方なら、もぅ重々承知のことだろうけれども
フランスはシャンパーニュ地方で醸造された発泡性のワインのみが
「シャンパン」を名乗ることができ、それ以外の土地で醸造された発泡性ワインは
すべて、「スパークリング・ワイン」を名乗らなければならない理不尽な事実(爆

だけども、このワインは、シャンパン製法で醸造されたものなので
生まれた土地が違う「シャンパン」と言っても過言ではない。。。のですよね?(汗
シャンパンに比べたら、買いやすい値段やし(w

グラスに注がれるとともに、シュワー、プチプチってスパークリングの涼しげな音
それとともに会場(魚の棚商店街・林喜商店さんの2階です)に拡がる
爽やかで甘いフレッシュでフルーティな香り
色は、輝きのあるキレイな濃いイエロー
立ち上がる小さな泡が美しく。。。

だけども、呑んでみるとまったく甘くない!むしろ、ドライでちょいヘヴィ!
この日も、結構暑くって、スパークリングって口あたりもよいから
スイスイと呑んでしまいがちなのだけど、そゆわけには呑めない
それを味わいつつ、アルザス地方の特色を田村氏がスライドで説明がありました


フランス・アルザス地方の特色とは

・フランスというよりも、ドイツ文化
 街並みの風景も、フランスというよりも積み木細工のようで童話的な建物が多い
 スライドを拝見してて、ハイジの世界やなぁ。。。と

・平均の所得が多いので、労働賃金が高く、ゆえに「アルザス・ワイン」は高くなってしまう

・ライン川を境にドイツとの国境に沿った山間の地方

・気候的には、寒暖の差が大きく、雨が少ない
 フランスでも内陸部なので、大西洋からの水分を含んだ雲が途中の山々にあたるうちに
 雨となって落ちてしまうためだそう
 また、ライン川よりも西に位置しているのでラインの湿気もほとんど影響がないとのこと

・アルザス地方の土地の特色(砂地であったり、小石交じりであったり)と
 気候的な特色と相まってこの土地の葡萄が少ない水分で生育するために糖分が凝縮される
 濃い糖分は、ワインを造るうえでの重要要素!

・日本酒でいうところの「寒仕込み」になるので、全体的に切れのよさが特色

・そこで作られるワイン=アルザス・ワインは、
 パリというワインの大市場で取引されるために
 良いもの、悪いものに自然淘汰されていくこと
 ドイツワインは、ビールが主体の文化なため、いわばラインを挟んだご近所さん産での
 ワインであっても市場的におのずと商品としての「差」が出てくる

・アルザスとライン川を挟んでお向かいさんの
 ドイツは意外にもワインの輸出入量を比較すると輸入量の方がはるかに多い
 ワイン生産国ではなく、むしろ消費国だということ


そうこうしているうちに、スパークリングが空になり
2杯目は、ドイツはマイン川が流れるフランケン地方の
「Klingenberger Schlossberg Riesling Kabinett halbtrocken (QmP)」
(リースリング カビネット 白 - シュトリッツィンガー)
ボトルのかたち、ラベルのデザインがめっちゃキュート!
さっきのワインよりも、色が黄色が薄い感じだったかな?<不確かぁ(汗
白いというよりも、銀色みたいな

ちなみに、「Kabinett」(カビネット)とは、「辛口」という意味だそうです
リースリングという名の葡萄は、ワタクシのようなワイン素人は「甘口」をイメージしてしまうけど
すっきりとした辛口でした!
そして、「Kabinett」などと味について、
細かく規定しているのはドイツくらいなものだとは田村氏の弁!
たしか、甘口から辛口まで5段階に分かれていたかな?
曖昧にできず、生真面目なところは、民族性の違いですかねぇ~
なかには、「アウスレーゼ」なんてのもありましたよ

参考サイト:田中屋さん・どっと混む「ドイツワインの等級」
あはは(汗、、、ググったもんの、ちょっとビツクリした (@@;)

民族性の違いといえば、
フランクフルト空港でのダストボックスの写真を紹介されていたのだけども
これが、素晴らしいデザインでしてね
カーマニアでもある田村氏いわく、「ポルシェ・デザイン」と違うかと思うくらいな出来でした
4種類に分別可能なダストボックスは、金属(おそらくステンレス)の光沢をうまく生かしてて
丸みを生かしたデザインと、ゴミの種類を書いたロゴの色の配置やらが
まったく都会的でありつつも、丸みが冷たさを消していて惚れました!(@@)
まったく、ドイツ人は、金属の扱いに長けていますね!

e0106851_2232789.jpg

ちょっとググってみたけど、こんな感じなのです


えぇ~っと、ワインの話でしたね(汗


最初のお料理は、
「じゃがいもと今が旬!のホワイトアスパラガスのリースリングスープ」

e0106851_204174.jpg


これは、ドメーヌで出してくれたリースリングの入ったスープがとても美味しかったことと
今の時期のドイツは、どこもかしこもホワイトアスパラで埋め尽くされてしまうそうで
余談ながら、街をあげての「ホワイトアスパラ祭り」(?)なのだそうだ
それら、ドイツでの想い出をミックスイメージして作ってくれた白い冷製のスープは。。。。
じゃがいもの甘味と、柔らかくて優しい口あたりで、パンをつけて食べると、また旨く
冷えたワインをゴクと呑むと、スッキリして、また食べて、、、と
ワインの切れがいいから、後口もスッキリとして、
それがまたじゃがいもの甘さを引き立てるんだね
この時点で、パン喰い虫なワタシは、ピタパンを2個分くらい食べてたかも。。。(汗

e0106851_2041429.jpg
「リースリングと、穴蔵風ビシソワーズの極楽マリアージュ」


e0106851_2042494.jpg
「たれかそ」さんちの自家製自然酵母のパンたち

白いのは「ピタパン」、茶色のは赤ワイン煮のイチジクが入った「ノア・フィグ」
「ピタパン」をスープに浸して食べたのだけど、これが、もぅ、あなた!絶品!ヤッホイ!

このワインの生産者さんちの畑は、マイン川渓谷の石垣で組んだ急斜面にあって
結構な段差のある石垣が、150段だったか?
スライドを見ながら、会場から出たことばは、「金比羅さん」の階段みたい!
いや、それよりも、かなり急で段差があるんちゃうかなぁ

話は、前後するけれど乾杯のときのスパークリングのドメーヌであるメイエー氏の畑では、
ヴィオディナミ農法なるものを実践しているのだそうで
これは、農耕に使うカレンダーに太陰暦を使い、星辰の動きや、
月の満ち欠けによる引力の作用なんかを応用する農法とのこと

たとえば、種から芽が出やすくするために引力の大きい時期を選ぶ、、、とか
少々オカルトめいた話に聞こえるけれども(実際、田村氏もそんなこと仰ってたし)
だけれども、身近なところでは出産ってのは、
たいていは潮の干満時間(月の引力)に影響されますよねぇ~
日本においても、平安時代には陰陽師が暦や星辰を読んで祭事を行っていたこともあったり
星や、月の動きというのは、生き物、植物に少なからず影響してるんやろなぁ

あくまでも個人的な意見だけども、星の運行の中で生きているものすべては
少なからず星の動き、月の動きに影響を受けているんじゃないのかなぁ

まぁ、そんなわけで農薬や化学肥料も使わず、
健全な土壌の力と、自然の力だけで葡萄を育てて、
それで作りあげたワインは、
ん~、きっとワインに限らず、小麦にしろ、米にしろ、作物全般は、
それらを元に丁寧に作られたモノたちは
やはり、どこかしらに生まれてきた自然の味を感じるものだなぁ、と思うんですよねぇ

えと、、、ちょっと脱線しましたか?(汗


そして、3杯目は
「Alsace Pinot Gris (AOC) - Domaine Eugène Meyer」
(アルザス ピノ グリ 白 - ドメーヌ ユージェーヌ メイエー)

出されたお料理は、

e0106851_2048443.jpg
「自家製ソーセージ風、シュークルート、マッシュ添え」
奥の厚めのベーコンも、女将さんのお手製であったとおもふ
どれも、これも、定番で出してくれぇ~!(^^

e0106851_20491879.jpg
「甘味たっぷり!!たまねぎのタルト」に「あなたもparisっ子☆クスクスのサラダ」


なにも言いません!
が、言っちゃう!<どっちやねん!(爆
拙写真でも伝わっているかと思うのだけども、めちゃくちゃ美味しかったです!
シュークルートは、酸っぱすぎず、ちょうどよい塩梅で
キッシュにいたっては、これは「穴蔵」の定番にしてもええんちゃうんかい?と薦めてしまう旨さ
ソーセージもあわせて1プレート3品で、グラスワインつけてランチタイムに、いかが?(笑

ワインも、飲み干した後に口の中に果実の香りが余韻として残るのが心地よく
その香りも、リーフレットにあるようにトロピカルな風味で
なんていうのかな、マンゴみたいな甘いんだけども、酸っぱいような。。。


4杯目、
「Saumur Champigny Cuvée Prestige (AOC) - Domaine des Frogeres」
(ソミュール シャンピニー キュヴェ プレスティージュ 赤 - ドメーヌ デ フロジェール)

ここで、赤の登場!

はっきり言います!
これ、香りにクセがあります!
ここまでのワインは、グラスに注いだ時点で華やかな甘い果実の香りがしていたのだけど
こいつは、青臭い。。。。甘い香りなんてしやしない。。。
ん~、これって、なんの匂いやろ?(もはや、香りから、匂い。。。汗)と、思いつつ
事前に配布されていたリーフレットを読むと、「ピーマンの香り」とある
なるほど、言いえて妙、だな!
とても、そういう香りのするワインです!

が、スカシカシパン!
喰うぞ、ピタパン!

あのね、ワインだけを飲むと、たしかに青っぽい匂いなの
でも、出されたお料理をつまみながら呑むと、これがまったく気にならない不思議
かえって、それがエッセンスになって癖になる

写真を撮り忘れたのだけど
女将さん入魂の一品は、豚ばら肉をばらばらになるまで煮て、
脂身と赤身とに分けてからペースト状にして
その後で脂身を戻して。。。って、手間のかかる品、「古城のリエット」

このペースト状の「リエット」をば、生地のしっかりした「カンパーニュ」に乗せるでしょ
んで、ひとくち齧るでしょ?ワインを一口飲むでしょ?齧るでそ、呑むでそ。。。
あとは、ご想像にお任せいたしまする。。。。

ワタクシは、パンの上になにかを乗せて食べるのが大好きなので
写真を撮るひまもなく、乗せては齧り、呑んでは齧り。。。わはははのは
いやぁ、旨いっす!やっぱり、ワインと、パンはベストカップル!


赤ワインの登場でもって、田村氏との雑談(?)
いまや、フランスでも北に位置するアルザス地方で採れる
赤ワインの代表的な葡萄品種である「ピノ・ノワール」の品質がよいそうです
それは、本場である「ブルゴーニュ」を凌ぐほどに。。。
それは、気温がもたらす変化が影響してるらしく
気温の変化というよりも、温暖化の影響であると。。。
それは、喜ばしいことなのか、哀しむべきことなのか
おそらくは、後者であることは明白ではあるけれど
そんなところにさえも、影響がでてきてくるのかぁ。。。と


で、最後のワインは
「St-Nicolas de Bourgueil ”Graviers”(AOC) - Domaine du Mortier」
(サン ニコラ ド ブルグイユ グラヴィエ 赤 - ドメーヌ デュ モルティエ)

4杯目の、「Saumur Champigny Cuvée Prestige」とは正反対なワイン
ワインの味だけで楽しめる、逆に言えば一般的
(これは、ワイン通でもない人でも馴染みあると言う意味で)味わいなワイン

そして、やっとでてきたチーズ盛り!

e0106851_2120348.jpg
「十勝ランランファームの山羊チーズ、北海道伊達市のカルヴァウォッシュ」

山羊さんも、牛さんも、今が旬らしいです
夏の日差しを浴びて、元気に青々と伸びた牧草をモシャモシャ食べるから
今の時期のお乳がサイコーらしいです
だから、チーズもサイコーです

カルヴァウォッシュは、気温で溶けてしまってるけれども
それをね、これまたピタパンに挟んでね、ワインを合わせるでそ
極楽、極楽!ヤッホォーイ!!
めちゃくちゃ、濃厚なミルクの味がするんですよね
でも、その濃厚さにワインの味が負けてなくて

そうそう、またまた脱線するけれど
批評的な味覚音痴を自覚しているワタクシとしては
今回、改めて知ったことは、出されたワインはどれもこれもがしっかり味がしてて
味がするってことは、濃厚な、豊潤な、って意味だけれども
だから、スパークリングといえども、スイスイとは呑むことができないんすよね
んで、ピーマンの香りのするワインは、それだけで呑むと慣れてないとツライけど
お料理とともに呑むと、これがまた、美味しくて!
ギューっと凝縮したミルクの味わいに、深いワインの味わいは、
どちらがどっちをってのでなく華麗なアンサンブルのようであったり
ジャズトリオのようでもあったり
お互いに主張しつつ、溶け合うような。。。


そうとう、書きもれていることがあるとは思うのだけれども。。。。

まことに、ご馳走さまでした!
by funfunloving | 2008-07-21 18:37 | 呑む